4.女王陛下のお気に入り〜Leeds Castle(リーズ・キャッスル)

Leeds Castle そのポスターを見つけたのはロンドン[London]に向かう電車の中でした。
小さな水辺にたたずむ小さなお城・・・何が私の目をひいたのか、今では定かではありません。
日本人留学生の悪い癖、とでも言いましょうか、私たちは週末の小旅行はよく日本人だけで出かけました。
決していつも日本人で固まっていたわけでもないし、それ以外の友人がいないわけでもなかったのですが、週末も自由に動けるのは日本人がほとんどっだたし、オーペア[Au-pair](住み込みのお手伝い)をしている子は、土日だからって遊んでられない)、金銭的価値観の相違からトラブルを生じることがまずないので、遠出には"だけ"が一番良かったのです。

リーズ城[Leeds]に行きたい!」と言う子は意外と多くいました。
ポスターを見た後に知ったことですが、なんでも現女王、エリザベス女王のお気に入りの古城で、『世界で一番愛らしい』と評される城らしいのです。
"The loveliest castle"・・・なんとも魅力的な売り文句じゃあないですか!

■HISTORY

リーズ城は857年リーズ卿の邸宅として木造で建築されました。
1119年に現在の石造りの建物になりましたが、他の城と同様に戦争中は要塞として使用されていた歴史もあります。
その後、あの悪名高いヘンリー八世[Henry[](在位1509-1547)が別荘として使用していました。

■ACCESS

Leeds Castle(地図)

By Coach

私が利用したオススメできる移動方法、長距離バスです。
ロンドンの中心から目指すならばヴィクトリア・バス・ステーション[Victoria Bus Sta.]がほぼ始発になるので、利用しやすいと思います。
ナショナル・エクスプレス[National Express](1日1便)で約2時間ほど(私が利用した当時は、11時ごろついて3時ごろリターンするもの)。
注意したいのはリーズ城が終点ではないということ。車掌さんの案内を聞き逃さないようにしないと、恐ろしい(?)ことに。
行きが1日1便ということは帰りも1便しかないので、往復チケットを無駄にしないように時間はこまめにチェックしましょう!
行きに降りた人が少ない割に帰りの人数は多かったりするので、確実に帰れるように、前売りで往復購入しておくことが、安全です。

By Train

ヴィクトリア駅[Victoria.Sta]からアッシュフォード[Ashford]行きで最寄り駅のベアステッド[Bearsted Sta.]まで約1時間(1日に3、4便)になるのだが、ここからはタクシーかローカル・バスになる。
約10分。ただし、バスの始発は11時頃となるので要確認。

By Car

レンタカーでならLondonをぐるりと取り巻くM20からM25へ。
メイドストーン[Maidstone]という町に近いジャンクション[Junction] 8で降ります。
駐車場も完備されていたので早い時間ならば(あるいはOff Seasonなら)時間を気にしなくて良い分、お勧めです。
英国のモーター・ウェイ[Moter Way](高速道路)は無料だし道も広い、おまけに右ハンドルとなかなか快適なドライブを楽しめます。
ただ、時々マイルのメーターをKmと見間違えて「以外とスピードでてないな」なんて更に加速して気がついたら150Kmゆうに超えていたなんてことも・・・(私だけ?)。

■Leeds CASTLE

Leeds Castleは本当に小さなかわいらしいお城でした。
ぐるりとお堀[moat]が取り囲んでいる、石造りの建物の内部をほぼ全域観光客は歩くことができます。が、たいした時間はかかりません。
部屋一つ一つもこじんまりしており、ウィンザー城[Windser Castle]等とくらべてもかなり小規模な建物です。
内装も豪華すぎず可愛らしいもので、他の城を見たときの迫力や、まるで異次元の世界に入り込んでしまったような驚きは私にはありませんでした。
どちらかというと「こんなとこで暮らしてみたいねえ。」なんて気楽な感じ(豪華すぎる城では"住んでみたい"なんて感想を持ったことが無かった)でした。

残念ながら内部の写真を撮っていなかったので(撮影禁止だったのだろうか・・・?)、こまかな描写はできませんが、廊下もさほど広くなかったし、壁には植物の水彩画などの質素な装飾品が多くかけられていて、ファブリックも落ち着いた色合いのものでした。

Leeds Castle Pond in Leeds Castle Thistle

■GARDEN

私が気にいったのは、どちらかといえば庭でした。
庭といっても塀に囲まれた狭いものではなく、公園のように開放的で、一部は色とりどりの花が所狭しと植えられていたり、英国風の庭に多い、木の迷路が有ったりします。
もちろん観光地でもあるので、屋外には簡単に食事を取れる場所やお土産やもあります。

それらの「作られた庭」を散策するのも楽しいけれど、私がお勧めするのは、自然のたくさん残されただだっ広い空間です。
遠くにゴルフをしている人が見えたり、無造作に植えられている花や木々の間から見える池を眺めて、のんびりお菓子を食べたり、ごろんと横になっていると、まさに"癒し"の時間です。
7月下旬に行ったにも関わらず、どんよりとした空がついさっきまで広がっていたのに、その時は池に映る空は青々としていました。
日本の夏と違って、どんなに晴れていても木陰に入ると涼しく、気持ちが良いのです。
一通り見学し、もしバスの時間があれば昼寝なんかしてみるのも、とても贅沢な時間の使い方です。

■MEMO

夏期:10:00-17:00 (城内11:00-17:30)
冬期:10:00-15:00 (城内10:15-15:00)
休館日:クリスマスを含めた年3,4回

£8.80/学生£6.8
※CoachとTrainを利用の場合入場券とセットになった割引プラン有

意外に(?)にLeeds Castleに関する資料は少なく、「地球の歩き方 イギリス」には1/2ページ、Kent州のHPにもわずかな案内があるだけだった。

5th March 1999

※注意※ 上記の情報は1999年当時のものです。
最新の情報はLeeds Castleの紹介サイト=Leeds Castle(英語)で。