9.ロンドン[LONDON]散歩 <その壱>

土日を利用して1泊でロンドンにやってきました。4年ぶりです。
YHA(ユースホステル)の予約もとれず、ホテルも高く…おまけにうんざりするほどの人、人、人。
でもやっぱり、建物の感じとか、売ってるものとか、美術館とか、大好きな街なんですよね。
以前と変わった事と言えば、どのアンダーグラウンド[Under Ground:地下鉄]に乗っても車内放送がかかるようになっていたこと、ミレニアムドームの関係で路線が拡張されていたこと、それとピカデリーの"そごう"が無くなっていた事…^^;
日曜日にはたまたま短期留学していた弟の彼女と待合せて、カムデン[Camden]とアフタヌーンティーに行きました。

CAMDEN TOWN

CamdenTown

■ACCESS

地下鉄・ノーザンライン[Northen Line]、カムデン・タウン駅[Camden Town Sta.]下車。ピカデリー・サーカス[Piccadeilly Circus]からなら約12分(乗換1回)。
バスなら24番で、トラファルガー・スクエア[Trafarger Sq.]から約20分。

■TOWN

ロンドン市内には有名なマーケットがいくつかあるけれど、普通の店やデパートがしまっていることが多い日曜日に賑やかなのがカムデン・タウンのマーケット。
地下鉄を降りる客も若い人が多く、生粋のロンドン・パンクスが沢山集まる所でもあります。
何が買えるのかというと"LONDON"ロゴ入りのお土産、皮製品、衣料品、アクセサリー(アンディーク有り、パンク系有り、手作りアーティストモノ有り)、日用雑貨と色々。
気になる値段はどうなのかといわれると、安いものもある(品質は…?)けれど、ロンドンの物価事態が日本と差ほど変わらないので、それなりです。
食べ物の屋台も沢山出ており、中華・日本食・メキシカン・・・とこれまた何でもあって買い食いも楽しい。
私は中華のヌードルをよく食べていました。量の割に腹持ちがよいのがお気に入りです。

ぽぷり? カムデンには、建物の個室に有る店のほか、屋内、屋外にたくさんの屋台があります。それらに多いのが民芸調のものや、他国から来た人が、自国のものを売っているケースです。
特に目に付いたのがインド綿で作られた衣類やスカーフ関係。よくよく見ていると、ニュージーランドのマーケットで買ったポシェット(っていうのかな?財布が入るだけのショルダーの小物いれ)とまるっきり同じ物が売っていたりします。
つい数ヶ月前までニュージーランドに居たがために、"NZ物価"が抜けないでいる私は、英国ではとっても困り者。
"30"という値札を見ると自動的に「1,800円か。やすいじゃん。」とか思っちゃって、つい手にとってしまうのです。
もちろん英国では"ポンド"で、今は1ポンドが178円ぐらいだから5,000円以上することになります。正気にもどらず買ってしまったものもいくつかあるぐらいで…ああ、おそろしい…。

右の写真は南米系の人の屋台。
部屋にポプリなどを籠に入れて置いてある家庭が多いので、これもそういった類のものだと思います。…でも、いつも思うのだけど、埃とか積もったらどうやってきれいにするんだろう…。
ここもいも洗いのように、真夏の流れるプールのように混みあっていました。

芋洗い? カムデンは地下鉄の外にでると、左右にお店が立ち並び、一番上の写真にある陸橋までが賑やかな通りになっています。
屋台でなにか食べるのなら、この陸橋の一歩手前を左に入ると、屋台村のようになっていて、座って食べられるスペースもできていました。私は道の途中の屋台で買ったので、人に邪魔にされながら立って食べていました。
陸橋に向かって右側は衣料品、アクセサリーの屋台が多く、左側は屋台と3、4階建ての建物(屋内の屋台もこの中)、テントの中に様々な店がぎゅーぎゅーと並んでいます。

今回はあまりの人ごみに負けて、ゆっくりとは見て歩けなかったのが残念でした。
"観光"という点ではリージェントやオックスフォードよりも、英国の素が垣間見れる場所だと思います。


アフタヌーンティー in Lenesborough

Tea Room大のお茶好き、カフェ好きの私でも、さすがに一人では高級ホテルでのアフタヌーンティーには入りにくいです。
そこで、偶然、同時期にケンブリッジ[Cambrige]で1ヶ月お勉強中の綾子嬢に付き合ってもらって、雑誌に載っていた"レーンズボロウ・ホテル[Lanesborough Hotel]"に行ってきました。
何でもかのマドンナが絶賛したアフタヌーンティーだとか…。

4日前に予約をいれたにも関わらず、4時からになってしまいました。
やはり夏のロンドンは侮り難い。それでも、私たちの前に予約のない夫婦が入れていたので、意外とこのホテルは穴場なのかも。

室内は中央がガラスばりの屋根で、全体的に温室のような雰囲気。
観葉植物、生花や中国の陶器がたくさん、でもごちゃごちゃしすぎずに飾られています。
壁もピンクで、ほとんどの席が明るいにも関わらず、私達はすみっこの薄暗い席に通されてしまいました。
予約のない先客よりも酷いなんて…と納得のいかない私は、ウェイター氏に「もっと中央の明るい席にして!」と2度ほどごねてみました。が、「今日は混んでいるので…。」と平謝りされただけでした。
もし予約をすることがあるなら「明るい席を希望」と付け加える事をお勧めします。

シャンペンのついていないセットに紅茶(22.5ポンド。雑誌の記述より6ポンドも高い!夏料金か?!)をオーダーして待つ事数分。
まずは3段トレイがやってきました。1段目はケーキ4種類(苺のミルフィーユ、レモンカスタードのパブロバ(卵白のケーキ!大抵甘すぎる!)、チョコレートケーキ、シトラス系のケーキにバナナティーブレット2枚。
3段目はサーモンや卵など5種類のサンドイッチが2組ずつ…と、2段目を見たとたん二人の口から出た言葉は「スコーン…って書いてあったよねぇ。スコーンがないなんてへんだよね!」でした。
2段目にはバターとレモンカード、苺ジャムがのっているだけでした。

Tea Room二人で「スコーンは?って聞こうか?」なんていいながら2段目のお皿をテーブルに置いて、睨みながらオリジナルブレンドの紅茶を飲んでいると、トレイの2段目にちょっと目をやったウェイター氏が別のお皿を持ってきました。そこには2種類のスコーンとクランペット(バター味の濃い表面に気泡が空いたパンケーキ)がのっていました。
忘れていただけなのか、そういう手順だったのか・・・。

お味はどうかというと、サンドイッチはパンがちょっと乾燥気味だったけど、まあまあでした。
やっぱり英国サーモンはニュージーランドのものに負けず劣らずおいしいです!
ケーキは全体的に甘すぎるような気がします。しかも一つがメレンゲのケーキとあってはちょっと辛い・・・。案の定、綾子嬢もメレンゲは苦手だったようで・・・。
クランペットもバターが脂っこすぎるくらい入っていました。
スコーンは小ぶりだったけど一つはチョコレート味だったのでちょっと邪道といえば邪道。クランペット無しにプレーンなスコーンの方が紅茶が美味しくいただけそうです。

総合で今回のアフタヌーンティーは「★×3.5」といったところでしょうか。やはりハイドパーク・ホテル[Hyde Park Hotel]やブラウンズ[Browns]のほうが私としては断然良かったと思います。
その割りに意外に星が多いのは、雰囲気と素敵な内装のせいでしょうか。

■Infomation

Tea RoomHyde Park Corner, SW1 (0171)259-5599
地下鉄Hyde Park Cornerより徒歩2分
アフタヌーンティーは15:30〜18:00のみ(£22.50、£26.50(シャンパン付き))

週末を念願のロンドンで過ごしたわけですが、あまりの人の多さにうんざりしたし、来週のユースホステルも取れなかったので、来週からは土曜日だけ日帰りで来ようと思います…。
リターン・チケット(日帰り往復旅券)の方が断然安いし、宿泊費も使わなくて済むし…ね。

16th August 2000