天気が悪いとイマイチだろうし、転職したばかりで有給があまりないということもあり、無謀にも「夜行バスで土曜日の早朝に京都に着いて、土曜日の夜に帰路のバスに乗って帰ってこよう」という計画を立てました。キャンセルは1週間前ぐらいまでできるので、天気を見て中止すればいいなと。
でも、結局、色々調べて予約をしたので、一週間予報で雨がわかってもキャンセルしませんでした。「見たい」「食べたい」というほうが優ってしまって。
Contents
- 京都らしい朝食を食べる!『朝食 喜心』(ちょうしょく きしん)
- 足元いっぱいの赤い紅葉にテンションが上がる『佛日山 金福寺』
- 可愛いお地蔵様を探して。実は、この旅一番の目的地『瑞巌山 圓光寺』
- ランチは幕末の志士や芸術家所縁の老舗で『山ばな 平八茶屋』の麦飯とろろ膳
- もっと北に行って見よう!黄色に染まる『帰命山 蓮華寺』
- 私の中では最北端!本当に天気が良い時に行きたい『岩倉実相院』
- 四条界隈をぶらり。『ちんぎれや』や京都のウインナーコーヒー発祥『築地』
- 京都でもクラフトビールを楽しもう!『BEER PUB ICHI-YA』(ビアパブ イチヤ)
- 京都のトリは本格的な和食!『和食 晴ル』
- 2017年秋・京都の紅葉、総括
京都らしい朝食を食べる!『朝食 喜心』(ちょうしょく きしん)
朝ごはんがウリのお店は和食・洋食問わずいくつもありますが、OPEN時間が早かったこと、「体験」を謳っていることがポイントになって決定しました。少しじれったいところもありますが(笑)、京都らしい・日本らしい体験ができます。
足元いっぱいの赤い紅葉にテンションが上がる『佛日山 金福寺』
市バスに乗ってまず行ったお寺です。だいたい、バスで「一条寺下り松」で下車した人は似たようなルートで動いているようでした。
小さいお寺ですが、歌人にちなんだものがいくつかあります。こちらが唯一、今回の旅で手書きで御朱印を書いてくださったお寺でした。(あとは紙に事前に書いてあったのを購入…)
いずれにせよ、京都の中心にないお寺は山のふもとにあり段差も多いので、特に雨の日は滑らない、歩きやすい靴が良さそうです。
可愛いお地蔵様を探して。実は、この旅一番の目的地『瑞巌山 圓光寺』
JRのCMでも映ったことがあるという(私の記憶にはないのですが)可愛いお地蔵様を求めてやってきました。実は、Windows10のログイン画面に表示されて、それにとても惹かれてしまって。
まだまだ紅葉&落葉が少なかったため、多少の演出があったようです(恐らくお寺の方の配慮ではないかと)。
ランチは幕末の志士や芸術家所縁の老舗で『山ばな 平八茶屋』の麦飯とろろ膳
コスパとか、そういった単語で示してしまうと、ここまで食事に来るのもどうかなと思ってしまうかもしれませんが、歴史散策&紅葉が見える窓を眺めながら、ゆったりとしたランチは至福でした。
今回行くのを断念した『曼殊院門跡』、予約の取れなかった『修学院』から歩いて来れるのでいくつか回った後におススメです。(健脚なら20~30分程度)
もっと北に行って見よう!黄色に染まる『帰命山 蓮華寺』
紅葉だけを見れば、今回訪問した4つの寺社の中で一番のお寺です。
黄色い絨毯のような銀杏の落葉風景にも驚きましたが、中に入って縁台越しに眺める紅葉の風景はとても美しいものでした。これが晴れていればもっと良かったのか。それとも少し明るくなってきて色が飛ばずに見ることができた具合がちょうど良かったのかは、解りませんが。
私の中では最北端!本当に天気が良い時に行きたい『岩倉実相院』
鞍馬には行ったことがないので、今まで私が訪問した京都の中では最北の地です。不思議なのは、「北だから紅葉が早い」というわけでは無いということ。
ここの紅葉はさほど「遅い」わけではないけれど、門を出たすぐのところにある公園の紅葉はもう終わりに近い感じがしました。公園の土の上を赤や黄の葉が覆いつくしていました。
四条界隈をぶらり。『ちんぎれや』や京都のウインナーコーヒー発祥『築地』
『ちんぎれや』は、最近京都のガイドブックには必ず載っている端切れや小物を売るお店です。私はがま口デザインの小物入れを購入しました。オリエンタルでクラシカルな外見とは裏腹に、スマホ用のバッテリーやUSBコードなどを入れて持ち歩いています。
少し入りにくい感じがあるかもしれませんが、上品な老夫婦がお店におり、希望を伝えると色々と見せてくださいます。
本当はもっと紅葉のあるお寺を見て回ろうと思っていたのですが、やはり朝から歩き通しは無理があるようです。
お土産を見たり、京都で最初にウインナーコーヒーを出したという、渋くてゴージャスな喫茶店『築地』でのんびり(できるような席でもなかったですが)して、夜に備えました。
内装は古いパリのバーのような、ゴージャスで、少しミステリアスな感じで素敵です。
京都でもクラフトビールを楽しもう!『BEER PUB ICHI-YA』(ビアパブ イチヤ)
玉子のおでんとポテトサラダには振られましたが、美味しいフィッシュ&チップスと、一条寺ブリュワリーのクラフトビールをたんといただきました。
実は、ICHI-YAのカウンターの中の方に好きなクラフトビアバーを尋ねたところ、歩いて行ける『和知』というお店だということで、まだ時間があったので訪問しました。かなりの人気店。かなり狭い席でゆっくりもできず、次があるのであまり食べるわけにもいかず、ビール1杯…ではなく、せっかく燻製のお店に来たので玉子の燻製とさきほど食べ損ねたポテサラを食べてしまいました。
京都のトリは本格的な和食!『和食 晴ル』
こちらは、京都在住の方の記事などを読んで惹かれた割烹です。「カジュアルに楽しめる」というのは、本格的な和食でありながらカウンターだけの居酒屋のような気楽さもあり、金額も無理なく…であるからです(格安ではないです)。
2017年秋・京都の紅葉、総括
強行軍で往復した京都ですが、帰宅日が休みだったこともあり、翌日には元気に会社に行くことができました。これがもっと若かったらそのまま仕事に行けたかも~なんて思いましたが、絶対にしません(笑)あと数年は、この0泊3日の旅、体力的にできそうな気がしますが、でもやはり「もうちょっと見たい」「もうちょっと歩きたい」「もっと食べたい!」が先行しますので…次の京都旅行は、少なくとも一泊はしたいと思います。
次は春の桜?それとも夏の鱧(はも)でしょうか?