先週はドライブで千葉の大多喜にある『バラの丘』にバラを見に行ったのですが、若干早くて開花率は30%と少し寂しい状態でした。
気温もあがり、見頃と思われる5月18日。ラッキーにもアフタヌーンティーに選んだ『赤坂プリンス クラッシックハウス』には新しいバラ園がリニューアルオープンしていたのでした。
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赤坂見附駅から東京ガーデンテラス紀尾井町を抜けて
赤坂プリンス クラッシックハウスは東京ガーデンテラス紀尾井町内にありますが、赤坂見附駅から向かうと手前にある商業ビルのちょうど裏側にあります。

赤坂見附駅から高速の下を抜けて辿り着く、東京ガーデンテラス紀尾井町。こちらの商業ビルを抜けても行かれますが、天気が良かったので右側にある階段を使って屋外を歩きます。

花や花に関するクラフト・小物などを販売するマーケットが出ていました。

ここでも季節柄、バラが多いですね。華やかです。

商業ビルを抜けていくと最初に見えるのは、この風景かもしれません。ライトやベンチまで、バラだ!
赤坂プリンス クラッシックハウスとは
1930年に旧宮内省内匠寮の工務課長として活躍した北村耕造氏・技師の権藤要吉氏らにより建設された美しいチューダー様式の洋館です。「旧李王家東京邸」は「旧グランドプリンスホテル赤坂 旧館」として転用され、2011年には東京都指定有形文化財に指定。2016年に『赤坂プリンス クラッシックハウス』として、カフェ、バー、レストランとして、またウェディングセレモニーを行える場所として生まれ変わりました。

赤坂プリンス クラッシックハウスを正面から。後ろに見えるのは高級ホテルも入る商業ビル、左側に『水の広場』とローズガーデンが広がります。
建設当時そのままの重厚な雰囲気に近代的に整備された設備が内包されており、さらに2019年にリニューアルされたバラ園「KIOI ROSE GARDEN」によって、豪華で優美な空間になっています。

赤坂プリンス クラシックハウスのロビー。奥のカフェでお茶ができます。

邸宅内のスタンドガラス。優しい色合いのシンプルなデザインです。

館内ではアフタヌーンティーもいただけます。この時は『ローズアフタヌーンティー』ということで、まさに五感でバラを楽しむことができました。
アフタヌーンティーは数があれば当日でもいただけるようですが、バラの季節(特に土日祝)は混み合いますので、予約をしたほうが確実です。私は2週間ほど前に予約をしました。


豪華な雰囲気でのアフタヌーンティーは最高でした!次回は是非、テラスでいただきたい…。
ローズガーデンとバラのイベント
私が訪れた5月18日(土)はバラの開花もほぼ100%。東京ガーデンテラス紀尾井町を上げての薔薇イベント『KIOI ROSE WEEK 2019』(5月10日(金)~5月26日(日))が開催されていました。

バラのグッズや料理、また『ベルサイユのばら』に因んだ展示会も開催されていました。

バラが使用されたスイーツを販売するフードワゴン「KIOI ROSE CAFE」。巨大な赤いバラのオブジェもかなりな存在感です。
私はベルばらの展示会は観ずに、ふらふらと庭園のバラを楽しみました。どれも本当に手入れが行き届いていて、美しい!!

かなり大株のパーゴラ仕立て。手入れが良くないとここまできれいに根付かないだろうな~な、大きさ。花がらも残っていないのがすごい。

テラス席のフェンスには『マサコ』『ピエール ドゥ ロンサール』などのピンクと『ブラッシング アイスバーグ』(白のつるばら)が誘引されており、ゴージャスながらに清楚なイメージでした。

私のお気に入りは『クイーン・オブ・スウェーデン』。中輪のカップ型が優美。

少し寂しい感じもしますが、きれいなアーチの小道もあります。

アーチに絡んでいるピンクのつるばらも、巻きがしっかりとしていて奇麗。

『ベルサイユのばら』。ベルバラシリーズは、すべてあまり咲いていませんでした。
『ベルサイユのばら』は、翌日『谷津バラ園』で見ることができました。


花付がすばらしい、野ばらの改良種のような、可憐な花。

実は一番気に入ったのは、このミニバラ。渋い花色が素敵だなぁって思ったのですが、ネームプレートが無い…。

こちらも恐らく上と同じバラ。こちらの植木鉢も残念ながら名無しさん…。
『マリーアントワネット』と『オスカルラブ』
アフタヌーンティーを楽しんだ後は「ローズの食体験」ができる、水の広場にある『KIOI ROSE CAFE』でベルバラの名前を冠したカクテルをいただきます。

左:ライチベースのカクテル『オスカルラブ』、右:紅茶とカシス系の『マリーアントワネット』
どちらも甘い、でも爽やかで美味しいのですが、オーダーするときに(マリーアントワネットはともかく)『オスカルラブ』と発するのが妙に恥ずかしかったりして(笑)。少し残念だったのは、『マリーアントワネット』に浮かんでいたバラの花びらが白かったこと。色味的には黒~サーモンピンクぐらいがお似合い。
もちろん、そのバラの花びらも食べてしまいました。

日が暮れてくると、『水の広場』も人が少なくなってきました。まだ肌寒いのでBAR TIMEは辛いのかしら~。
土曜日でしたので、満開のバラ目当てに日中はそれなりに人がいましたが、それでもひとつひとつ名前を確認しながら楽しむゆとりはありました。もしかしたら穴場だったのかも?次の季節も楽しみにしたいと思います。

バラ以外にも、コンパニオンプランツやシェイドガーデンなど参考になります。

低い位置にあったバラのライト(もっと暗くなったらすごいだろうなぁ)は格好のインスタポイント。

また、秋に来たいです。
赤坂プリンス クラッシックハウス見学情報
- 公式サイト
- 【公式】赤坂プリンス クラシックハウス
- 住所
- 東京都千代田区紀尾井町1番2号
- 最寄り駅
- 東京メトロ 赤坂見附駅(D出口)徒歩約5分
東京メトロ 永田町駅 9a出口直結(「直結」ですが通路が長い!ホームから15分ぐらいかかる場合も)
詳細・最新情報は公式サイトでご確認ください