【千葉】酵素風呂 悠遊庵(閉業)+回転寿司で癒しのドライブ

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん) 関東地方
酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

友人のFacebook投稿でベタ褒めだったので行ってきました、千葉県は君津市の山奥(?)にある酵素風呂『悠遊庵』(ゆうゆうあん)

酵素風呂『悠遊庵』は残念ながら2022年に閉業したようです

地図で見ると結構な山奥なのですが、木更津北ICもしくは君津ICから20分ならさほど遠くないハズ。とは言え、建物の手前の道はカーナビで見ると点線だったので「舗装されていないのか?」「歩行者道なのか?」などドキドキしながら出かけて行きました。

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酵素風呂『悠遊庵』(ゆうゆうあん)への行き方

東京駅から海ほたる経由で乗り継ぐなどバスでも来られるようですが、最寄りバス停が徒歩30分ほどするようなので(!)ここはもう、ドライブしかありません。以下、道の説明になりますので不要な方は飛ばして「酵素風呂とは」にお進みください。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)への行き方

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)への行き方:君津ICを降りてからの風景

今回はイマイチ当てにならない、愛車のカーナビの提案を採用して君津ICを使います。

館山自動車道には土曜日の10時半も過ぎた頃に入りましたが、2車線の割に混むこともなく快適に君津ICから降りることができました。そのまま県道92号を鴨川・房総スカイライン方面へ走らせます。

カーナビにマップコードを設定しておけば迷うことはなさそう。

カーナビがまだ普及していない頃は、電話での道案内がとても大変だったとか。県道92号を道なりにほぼ直進して数キロ進み、「高倉」の交差点(大きな駐車場のセブンイレブンが角にあるのでわかりやすい)で左折し県道33号に入ります。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)への行き方

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)への行き方:ここまではドライブしやすい太い道

県道33号に入ると少し道が細くなりますが直進します。

次第にカーブが増えてきますが、道なりに進むとY字路(写真:ここまではドライブしやすい太い道)があるので右方面に入ります(ここで県道33号から外れます)。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)への行き方

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)への行き方:可愛い「悠遊庵」の看板が!

「結構細い道だよねぇ」なんて言いながら直進すると分かれ道があります。「悠遊庵」の可愛い看板がここから出てくるので、言われるままに右に入ります。更に細い道を進みます。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)への行き方

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)への行き方:最後にまた右へ

左側に「かふぇてらすあとりえ」を越えるとすぐに右に入る小さな上り道があります(角には「カフェジヴェルニー」)。

2台すれ違うのが難しそうな小道を上がって行くと突き当りに白い壁があります。「悠遊庵駐車場」と書いてあります。この駐車場は最終目的地の40mほど手前にありますので、そのまま直進して建物の側に車を停めることもできます。

ただ、建物の側の駐車場は幅が狭く何台か先客がいると大変停めにくいので、車庫入れが不安な場合はこちらに入れてしまったほうが安心です。

(ここまでの写真はドライブレコーダーのため、あまりきれいではありませんm(__)m)

酵素風呂とは

『悠遊庵』(ゆうゆうあん)の酵素風呂は、100%ヒノキのオガ(木屑)に酵母菌などを混ぜて酵素作用で自然発酵させたものです。所謂「砂風呂」の『砂』が『オガ』になったもので、自然の作用で60度から70度に発熱しています。

自然発酵から発汗作用を促し老廃物を体外に排出するため、身体の芯から温まり(冷え性の人は時間がかかるそうです)、腰痛や肩こりはもちろん、冷え性やリュウマチなどに効果があると言われています

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)のシャワールーム兼着替え所には色々な張り紙があります。お風呂の前に全部読もう!

酵素風呂のいただき方

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)は可愛い山小屋風の建物です。この地で発酵風呂を始めたのはもう20年以上も前だとか。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

山小屋風の「悠遊庵」(ゆうゆうあん)の階段を上がってテラスの奥にある入口へ向かいます。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)の扉を開いた途端に広がる世界(笑)。よくテレビで見かける砂風呂の色違いというか。火鉢も雰囲気あります。手作り風の建物に似合わず、内部はとても柔らかい暖かさです。

お茶を一杯いただいたら、先にお会計を済ませます。

入酵料(1回) 1,600円(税抜)
入酵着レンタル 400円(税抜)

私たちは最初の15分ほど貸し切りだったのですが、後からいらした常連と思し召し女性は着るものを用意しており、入酵着のレンタルはしていませんでした。私も後から「どういうものを用意すればレンタルしないで良いか?」など考えましたが、洗濯する手間とその後片付けのことを考えたら借りた方が良いという結論に至ります。

1人ずつの更衣室兼シャワールームで着替え(フードも付いているのでねずみ男のよう!)、いざ砂場…オガ場へ。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

スタッフの方が息を切らしながら掘ってくださった穴からは湯気が…これが自然の熱なんてすごい!

1つの穴に一人ずつ入って全身埋めてもらいます。首・肩は少し高めの位置で特に念入りにオガで囲ってもらいます(笑)。手ぬぐいを使ってオガを目の上に載せてくれるのがとても気持ちが良いです(最初顔全体に手ぬぐいがかかったので「息ができるのか?!」と思って慌てている人がいましたが心配ご無用・笑)。

ヒノキの香りよりもちょっと癖のある香りで、なんとなく自分が燻製にされている気分です。でも、ちょうど良い熱さ(最初に聞いていたよりは熱くなく)でリラックス。でも、あまりの気持ちよさに寝てしまうのでは?と予測していたのですが不思議と寝ないんですよね…(やはり熱いせいでしょうか?!)

15分経つとお水を持ってきてくれるので上半身を起こし水分補給その後また元の穴に寝て、オガをかけてもらって再度15分。途中、熱くて耐えられなくなったら足先を出したり手を出したりしながら温度を調節しつつ、トータル30分の入浴です。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

2回目は目にオガを置かないので、顔は丸見えです。入酵着として持ち込むなら木綿で、首や頭もカバーするものが良いです(頭に手ぬぐいを巻いてから、首元でもう一枚の手ぬぐいで固定するのが良さそう。

時間が来ると声をかけてくれるので起き上がってお水をいただきます。このお水も冷えていて美味しいんですよね!

酵素風呂のあとは

箒でオガを払ってもらったら更衣室兼シャワールームで入酵着を脱いでシャワーを浴びます。レンタルした入酵着はそのまま(洗わず)指定の籠に入れておけばOK。シャワーは、酵素風呂の効果を持続させるために石鹸類は使わずにお湯で洗い流すだけにしておきます。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

その後はこちらで、軽食とお茶をいただきます。温かいのは、後ろのストーブのおかげですかね?家に欲しい!

着替えを終え、お茶と軽食をいただきます。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

このお茶がほっと落ち着く味です。この日の軽食は春巻きと酢の物、ジャガイモの煮物です。春巻きがとても美味しかった…中身が気になる。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

テーブルの上に置かれている梅干しとお茶(恐らく飲んでいるもの)、そして柚子の化粧品です。化粧水を持ってくるのを忘れたのでお借りしましたが、とても良い香り!

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

梅干しはとても酸っぱいのですが、お茶に入れるととても美味しいです。何杯もいけます。5、6杯飲んだかも。

お話を伺ったところ、このオガを発酵させ発熱させるには毎日メンテナンスが必要とか。毎日取り換えている使い終わったオガは肥料として使えるそうです。一袋200円で売っているとのことなので購入しました(おまけでもう一袋いただいたので、翌日、自宅の畑エリアに漉き込みました。収穫時期が楽しみ!)

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

土嚢袋いっぱいの肥料と化した酵素風呂のオガ。「何育てるのも良いですよ」とのことなので、庭のハーブ&野菜エリアに。

酵素風呂、経験しての備忘録

酵素風呂『悠遊庵』(ゆうゆうあん)に行った経験を踏まえ、今後行くとき覚えておきたいことをメモしておきます。

準備編

  • スッピンで行く(どうせ車なんだから!でも日焼け止めぐらいは塗っておくかな)
  • ウェアを自分で用意して400円浮かせることもできるけれど、洗濯を考えたら400円払う
  • スポーツタオルを1枚持って行く(身体を拭くタオルが小さいので)
  • 髪の毛はあとでまとめられるようにしておく(頭を洗えないので)
  • 帰りにかぶれる帽子を持って行く(途中でランチを食べるので、髪ひっつめ状態を隠す)
  • 脱ぎ着しやすい服にする。前ボタンのシャツワンピなどが良いかも(更衣室が狭いので、ジーンズが履きにくかった)
  • お風呂の後用のお手入れ品を持っていく(スッピンで帰るので保湿系と日焼け止めがあれば)
酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

道々見かけた看板は、この可愛い青いキャラクター。入酵着を着ているのでしょうか。

入酵編

  • 温度調節は自分でできる(手を出す・足を出す)
  • 酵素風呂内を歩くときは横になっている人にオガをかけないよう、静かに歩く
  • (横になっているとき)人が傍を歩くときは目・口を閉じる(まれにオガが入ります)
  • 途中、冷たいタオルで顔を拭いてくれるので、マツエクなどしている場合は申告した方が良いかも(抑える感じなので大丈夫かもしれません)
酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

帰る前に見たら、入酵着が洗濯してかけてありました。自分の家で洗ったら、多少オガが出てくるので詰まりそうだな…と。

ランチは木更津の『スーパー回転寿司やまと』へ

木更津周辺はアクアラインの影響で結構地物が食べられるらしいので悩んだのですが、やっぱり選んでしまいました、回転寿司。酵素風呂『悠遊庵』(ゆうゆうあん)からは車で30分です。

スーパー回転寿司やまと

酵素風呂『悠遊庵』(ゆうゆうあんから30分のドライブです。駐車場は広めですが、中に人が…!

13時半を回っていたのですぐ入れるかな…と思いきや、「いつも土日は並ぶ」という口コミ通りの人気店で、30分待ちました(中で待っていてもいいし、受付すれば外にいても呼んでもらえます)。

スーパー回転寿司やまと

この日特に美味しかったのは、真鱈の白子の軍艦ですね…その他地魚セットやら色々食べて、一人2,500円でした。

とても身体が温まって良いお風呂でした。ちょくちょく来れるほどの距離ではないですが、ドライブを楽しみがてらまた酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)にお邪魔したいです。

酵素風呂「悠遊庵」(ゆうゆうあん)

お寿司を食べ終わっても、まだポカポカしていました。酵素風呂の威力はすごい!

酵素風呂『悠遊庵』+回転寿司で癒しのドライブ情報

酵素風呂『悠遊庵』(ゆうゆうあん)

公式サイト
(なし)
ネット予約
(予約不可)
住所
〒292-1143 千葉県君津市長石515-1
最寄りIC
館山自動車道 木更津北IC(車で20分)
マップコード
49 256 011

スーパー回転寿司やまと 木更津店

公式サイト
店舗情報 | 「漁場と直結!」水産卸・回転寿司・海鮮居酒屋 株式会社ヤマト
ネット予約
スーパー回転寿司やまと 木更津店(木更津/回転寿司)【ぐるなび】
住所
〒292-0067 千葉県木更津市中央3-9-8
アクセス
JR木更津駅から徒歩13分、JR久留里線 祇園駅 徒歩39分
マップコード
49 455 677*60
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