今回の『大人のクラフトビール遠足』、実は発端は「『アドベンチャーワールド』でパンダを観よう!」でした。
折角、和歌山まで行くのだから前回の和歌山ドライブ旅行で行きそびれた南紀白浜の『ナギサビール』に行きたいなぁ…なんて思っていたら、結局1泊2日で5ブルワリー+友人が好きな古い居酒屋も併せて、7店舗も周ることができました。
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大雨の羽田から青空の和歌山へ。そしてアドベンチャーワールドへ
この日は台風21号の影響もあり、また『即位礼正殿の儀』の後の影響もあり、空港まで無事に行けるのかなど心配しつつも、友人との待ち合わせに余裕を持って羽田空港第1ターミナルに来ることができました。

羽田空港では必ず飲む、羽田空港限定クラフトビールの『羽田スカイエール』を付けての朝食です。
ゆっくりと朝ごはんと『羽田スカイエール』を楽しもうと思っていたので、友人との待ち合わせ場所は羽田空港第一ターミナル2階の『ル・シエール』へ。

出発ゲートに向かう頃はまだ雨が降っていて、離陸が無事にできるのかなども心配していましたが、「離陸7機待ち」状態以外はスムースに、青空の南紀白浜空港に到着しました。

機内から眺める紀伊半島は、緑豊かで海もきれいで、とても神々しいです。

空港からタクシーで真っすぐ『アドベンチャーワールド』へ。流石金曜日、空いています。東京とは打って変わった青空!
残念ながら前日に『独り立ち』をしてしまった彩浜(さいひん)ですが、元気に運動をさせられていました(笑)。お姉ちゃんの桜浜(おうひん)の可愛い寝顔や、サファリの動物たちを眺めることもできました。


慌てて撮影したのでぼけぼけですが、ケニア号のすぐ横をノンビリ歩くチーターも。可愛い。
因みに、『アドベンチャーワールド』のお土産売り場はとても広く品ぞろえも充実しています。和歌山の名産品も置いてありますし、配送もしてくれます。お土産を買うなら空港や駅よりもおススメです。
NOMCRAFT(ノムクラフト)@ゴールデンリバー
『アドベンチャーワールド』からバスでJR白浜駅へ出て、そこからは鉄道の旅です。新大阪行きのJR特急くろしお28号でJR御坊駅へ。

白浜駅。アドベンチャーワールドの最寄り駅だけあって、パンダ愛が止まらない感じ。

駅前にはそれぞれの観光名所までのタクシー料金が載っています。バスも本数がそこそこあり、便利。

白浜駅の待合室にはパンダ柄の座布団も。

特急くろしおです。期間限定でパンダ顔が登場するのが可愛いんですよね。今回はシンプル。

中はちょっとレトロな感じがします。念のため指定席券も購入。
JR御坊駅の乗り換えは2分しかなくて、長い階段でホーム移動もあったりでバタバタでした。接続させているのだからもう少し余裕を見て欲しい…なんて言いながら階段を急ぎ足で移動。今度はJR(紀勢本線)に乗ってJR藤並駅で下車します。
『NOMCRAFT』(ノムクラフト)は同じ建物にある『GOLDEN RIVER』(ゴールデンリバー)で頂けます。お店へはJR藤並駅からタクシーで約10分ほど(片道1,060円でした)。

旧幼稚園を活かしたエクステリアが可愛い『GOLDEN RIVER』。続いている同じ建物に『NOMCRAFT』(ノムクラフト)もあります。

『ゴールデンリバー』の店内はお洒落だは、ロゴも可愛いは、『NOMCRAFT』は美味しいはで、至福のとき。
NOMCRAFT(ノムクラフト)@ゴールデンリバーの様子・感想は、こちらのサイトをご覧ください。


『GOLDEN RIVER』はごはんも美味しい!
BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッドブリュワリー)
『NOMCRAFT』(ノムクラフト)と『GOLDEN RIVER』(ゴールデンリバー)からタクシー(歩くのは止められました・笑)で10分弱の場所にあるのは、『BLUEWOOD BREWERY』(ブルーウッドブリュワリー)です。
ちょっと昭和の香りがする居酒屋などのお店が集まる敷地にありました。

隣には経営者が同じの『青木屋酒店』が。私たちが到着したときはすでに閉店後でした。

地元のフルーツや素材を使った軽めのクラフトビールが中心です。
『BLUEWOOD BREWERY』(ブルーウッドブリュワリー)の様子・感想は、こちらのサイトをご覧ください。

AGARA CRAFT(アガラクラフト)@ 和歌山麦酒醸造所 三代目
『AGARA CRAFT』(アガラクラフト)をいただくために、次は和歌山駅まで移動して『和歌山麦酒醸造所 三代目』へ。和歌山駅からタクシーに5分乗って到着しました。
『和歌山麦酒醸造所 三代目』では、和歌山らしいフードもいただけます。

和歌山駅近くのビジネスホテルに戻ったのは23時を過ぎていました。満足の1日。

アガラクラフトのオリジナルビールを5種類いただきました。
居酒屋 多田屋
2日目は和歌山駅近くの老舗居酒屋、『多田屋』(ただや)からスタートです。毎日“出勤”している方が沢山いそうな、地元に根付いた素敵な風情のお店です。

地物も色々いただけます。壁のメニューほど量はないですし、時間によって食べられるものも若干違いますが。
朝9時から営業しているので、朝ごはんとして色々いただきました。鯨ベーコンなど和歌山らしいものも沢山。『多田屋』の様子・感想は、こちらのサイトをご覧ください。


常連さんに教えていただいた、和歌山の日本酒。

昨日の車両とは、また顔の違う特急くろしおです。
Voyager Brewing(ボイジャーブルーイング)
和歌山駅から再びJR特急くろしおに乗って、紀伊田辺駅までやってきました。

紀伊田辺駅はきれいな、ちょっとおしゃれな駅です。
2日目のクラフトビールは和歌山駅からは約1時間半の和歌山県田辺市にある『Voyager Brewing』(ボイジャーブルーイング)。

銀色の素敵なタップがインテリアに馴染んでいる、素敵な『Voyager Brewing』(ボイジャーブルーイング)のタップルーム。
『Voyager Brewing』は、タップルームで4種類のオリジナルビールをいただきましたが、ブルワーさんの話を聞きながら、しかも醸造設備をしっかりとみられるという素敵な現場でした。


Voyager Brewingは建物からインテリアからグラスから…すべてが統一された徹底のブランディング。
ナギサビール直営店 Nagisa Beer Dining シラハマBarley(バーリィ)
JR紀伊田辺駅から今度は普通列車に乗って、白浜駅まで戻ってきました。

土曜日なのに、学生さんが多く乗っていました。

和歌山駅付近はさほどでもなかったのですが、「パンダ推し」の世界に戻ってきました。このパンダ、可愛い~。
観光地である『千畳敷』(せんじょうじき)や『三段壁』(さんだんべき)方面に向かうバスに乗って約25分。到着したのは和歌山クラフトビールの老舗『ナギサビール』の直営レストラン、『Barley』(バーリィ)です。

バス通りに面した『Barley』(バーリィ)。

とてもクリアで美しいビールたち。流石ナギサビール。
海に近いレストランで、美味しいシャルキュトリとオリジナルのクラフトビールをいただきました。至福すぎます。


地元で生産されたシャルキュトリや、地産素材のイタリアンなどいただけます。
和歌山の景勝地 三段壁
次のクラフトビールの現場へは歩いて向かいます。でも、その前に『Barley』(バーリィ)のすぐ近くにある、有名な観光地『三段壁』(さんだんべき)を覗きます。

今回は展望台からだけの観光となりましたが、空も海もきれいで引き込まれました。
『三段壁』には平安時代の源平合戦で熊野水軍が船を隠したという伝説が残る洞窟があります。最近流行のパワースポットらしいです(が、私はパワースポットにはあまり興味が無い…)

パワースポット云々というよりも、風景がとにかく良かったです。洞窟まで行くことはできなかったけれど、前回も行きそびれていたので、ひとまず見られて満足。
『三段壁』から伸びている遊歩道を歩いて、和歌山クラフトビールの旅、最後となる目的地に向かいます。

最初は遊歩道や見晴らしの良いつり橋などで観光地ぽかったのですが、どんどん人のいない道路に…
ナギサビール工場&タップルーム
『ナギサビール工場』に到着です。そう、また『ナギサビール』(笑)。こちらでは工場見学もできますし(スタッフさんに余裕があれば、案内もしてもらえる。団体は要予約)、タップルームで出来立てのビールを楽しむこともできます。

お洒落な外観の『ナギサビール工場』。「いそぎ公園」の手前にあります。
ラインナップは『Barley』(バーリィ)と同じになる可能性は高いですが、造っている現場を見られるのは、やっぱり楽しいです。


4種類のタップビールのほか、2種類のボトルビールもいただきました。
『ナギサビール工場』前から空港へのバス路線がこの時は無かったので、タクシーで南紀白浜空港へ(1,150円)。
旅の最後は、やっぱりパンダ推しだった(スカイアドベンチャー)
南紀白浜空港に到着した17時前はまだ明るかったので、空港の展望台に上がってみましたが、まだまだ時間があったので南紀白浜空港唯一のレストラン『スカイアドベンチャー』へ(因みに、南紀白浜空港のお土産屋さんはあまり品数が無いので時間が潰せません)。

南紀白浜空港の展墓応代から、アドベンチャーワールドを臨むことができます。

肉まん(600円税込)と紀州シトラスハイボール(500円税込)。
相変わらずのパンダ愛が止まらない、和歌山の旅(笑)。

パンダいなりずし(500円税込)。

パンダパンケーキ(800円税込)。
これが夕食であろうと、結構色々食べてしまいました。3人で5,270円のお支払いです。

まだ飲む(笑)。地ビール(ナギサビール「」)700円(税込)。
マイクロブルワリーを訪ねて 和歌山編、まとめ
『アドベンチャーワールド』から始まった和歌山県のマイクロブルワリーを巡る旅は、とても美味しくて楽しい旅でした。1軒1軒のブルワリーが離れているので周るのは大変でしたが、なかなか充実しているなと。
金曜日のお昼の便で着て、土曜日の夜の便で帰るという強行軍でしたが、5ブルワリー6店舗+α(居酒屋とアドベンチャーワールド)周れるなんて。時間の都合で行けなかったブルワリーもあったので、またパンダを絡めつつ行きたいな~なんて、もう思っています。

離陸する頃には真っ暗に。
マイクロブルワリー&寄り道情報
和歌山 アドベンチャーワールド(アドベンチャーワールド)
- 公式サイト
- アドベンチャーワールド
- マップコード
- 457 570 819*30(駐車場)
- 住所
- 〒649-2201 和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399番地
- 駐車場
- あり(有料)
- 公共交通機関
- 南紀白浜空港からは路線バス(約5分)、JR白浜駅から路線バス(約10分)
NOMCRAFT(ノムクラフト)とGOLDEN RIVER(ゴールデンリバー)
- 公式サイト
- NOMCRAFT(ノムクラフト)
GOLDEN RIVER(ゴールデンリバー) - 住所
- 和歌山県有田郡有田川町長田546
- 最寄り駅
- JR紀伊本線 藤並駅 徒歩約40分(タクシー約10分)
BLUEWOOD BREWERY(ブルーウッドブリュワリー)
- 公式サイト
- ブルーウッドブリュワリー(Facebook)
- 住所
- 〒643-0032 和歌山県有田郡有田川町天満67
- 最寄り駅
- JR紀伊本線 藤並駅 徒歩約12分
和歌山麦酒醸造所 三代目
- 公式サイト
- 和歌山麦酒醸造所 三代目
- ネット予約
- ぐるなび
- 住所
- 和歌山市十一番丁54
- 最寄り駅
- JR紀伊本線・阪和線・和歌山線 和歌山駅 徒歩約20分/タクシー約5分
多田屋
- 公式サイト
- 多田屋(食べログ)
- ネット予約
- 食べログ|HOT PEPPER
- 住所
- 和歌山県和歌山市美園町5丁目11-18
- 最寄り駅
- JR紀伊本線・阪和線・和歌山線 和歌山駅 徒歩約2分
Voyager Brewing(ボイジャーブルーイング)
- 公式サイト
- クラフトビール醸造所 ボイジャーブルーイング | 和歌山県田辺市
- 住所
- 〒646-0061 和歌山県田辺市上の山1-9-20
- 最寄り駅
- JR紀伊本線 紀伊田辺駅 タクシー約10分
ナギサビール工場&タップルーム
- 公式サイト
- バーリィは、クラフトビールが飲めるナギサビール直営レストラン
- ネット予約
- 食べログ
- 住所
- 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-557
- 最寄り駅
- JR紀伊本線 白浜駅 バス約25分/タクシー約18分
三段壁(さんだんべき)展望台
- 公式サイト
- 南紀白浜の歴史ある観光名所 | 三段壁洞窟【公式】
- 住所
- 〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-52
- 最寄り駅
- JR紀伊本線 白浜駅 バス約25分/タクシー約18分
ナギサビール工場&タップルーム
- 公式サイト
- 南紀白浜ナギサビール公式オンラインショップ|クラフトビール(地ビール)製造販売
- 住所
- 和歌山県西牟婁郡白浜町2927-220
- 最寄り駅
- JR紀伊本線 白浜駅 タクシー約15分
スカイアドベンチャー @ 南紀白浜空港
- 公式サイト
- 南紀白浜空港 :: 空港施設
- 住所
- 南紀白浜空港内(2階)
詳細・最新情報は公式サイトでご確認ください