2019年4月15日の夕方に大規模火災が発生したフランスはパリのノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame)。10時間以上も燃え続け、壮麗な尖塔も焼け落ちてしまいました。
ノートルダム大聖堂は、「我らが貴婦人」(聖マリア)を意味する名前を冠するローマ・カソリックの大聖堂でパリのカソリックのシンボルであると共に、850年以上前に建てられた荘厳で偉大なゴシック建築の、歴史と美術史でも重要な建築物です。
時間はかかると思いますが、復活することをお祈り申し上げます。

訪問したのは10月の10日頃。すでに黄葉がはじまっています。画家のモネが何枚も描いたメインエントランス側。

おそらく南側のバラ窓。焼け落ちてしまった尖塔はこの奥にありました。

外からは枠と影しか見えないバラ窓ですが…

中から見ると鮮明な図柄が浮かんでいます。

バラ窓などはあまり焼失していないように見えるので、また見ることができるはず。

バラ窓以外にも素敵なステンドガラスがたくさん(カメラの設定か、少々青みが強くなっています)

重厚なシャンデリア。大聖堂の関係者の方が宝物や歴史的資料をできるだけ運び出したそうですが大きなものは無理だったそうです。

何年後になるかはわからないけれど、復活したらまた行きたいです。
2005年当時は恐らく、CANONのEOS20Dを使っていたと思われます。14年前だからもっと粗いかな?と想像していたのですが、引っ張り出してみたら思ったよりはきれいかも(手振れが酷いのは、意地でもフラッシュを炊かないから?)。