【世界遺産】熊野を歩く – 熊野本宮大社と熊野那智大社 2015

熊野本宮大社は熊野三山の中心で、全国約3000あるという熊野神社の総本宮。

すごく難しい由来があるのですが、簡単に言えば神様が降り立った場所で、歴史は神武天皇までさかのぼります。

一番上に四殿並んでいるのは今まで参拝した神社にはあまりない作り。華美でなく重厚な建物は

八咫烏ポスト（やたがらすぽすと）は黒くてつやつや。この黒は本宮の大地を象徴する神聖な色だそう。ポストは現役ではがきなどを送ることができます、社務所に言えば特別なスタンプを押してくれるので自分に出すのもいいかも。

この建物、とても立派なのですがどこにあったものか不明です。今年の旅行で見つけられるかな…。

元来た参道を戻ります。なかなか静謐で良い感じの通りなのです。

まずは高低差のあまりない細い参道を歩いて那智の滝へ。滝の前に鳥居があるのはここが那智御瀧を祀る那智飛瀧神社だからです。

滝の高さは133mほど。滝壺は10mとかなり深いです。思っていたよりも水量は少なかったのですが、周りの岩の色のせいか妙に落ち着いて神々しく感じます。

色々な角度で滝を楽しむ…鳥居から覗くとこんな感じ。

少し移動して一番近いところから見るとこんな感じ。2013の紀伊半島豪雨災害で被害を受け入場できなくなっていた那智の滝も見事に復活です。

那智の滝から一旦道路に出て、緑の参道を歩いて熊野那智大社に向かいます。

結構な階段を登ります。私はさほど問題なかったのですが、ご年配の方々は大変そう。。

世界遺産登録されてから観光客が増え、苔が減ってしまったというニュースを聞きました。中辺路などであればもっと見ることができるのでしょうか。

こちらは熊野那智大社の表参道の鳥居。まだまだ階段が見えるんですが…。

鳥居をくぐってもまだまだ階段が続きます。熊野本宮大社や飛瀧神社と異なり朱塗りの鳥居が鮮やか。

階段を登ったと思ったらまた階段…蛇行しつつ進みます。

どこにいたか不明の狛犬。大抵獅子とセットで写真を撮るのですが、1枚だけでした。疲れていたのかな…。

平重盛が植えたという言い伝えがある、樹齢約850年の樟（クス）も祀ってあります。通り抜けができる（有料）そうですが、やった記憶が無いな…。

目にも鮮やかな拝殿の主祭神は熊野夫須美大神（くまのふすみのおおかみ／イザナミノミコト）。

拝殿近くから下界を臨みます。…なぜこんな遠景で、こんなにぼけているんでしょ…。

ここは一段下がったところにある那智山青岸渡寺。こちらの建物も国の重要文化財です。

朱塗りの三重塔の向こうに那智御瀧が見えます！この風景を見た感動がまったく記憶になかったという寂しさ。

もう少し近くから。もうちょっと高い位置から写真が撮れるっぽいのに…自分、ふがいなし。

民家などもある裏参道を歩いて駐車場に向かいます。

はて？これはどこの写真だろう？！