5月と6月はバラの季節!ということで、バラのある庭園に行きたくなる時期、千葉県習志野市の『谷津バラ園』(やつばらえん)に行ってきました。
広さはやバラの株数などは京成バラ園(千葉県八千代)の半分ほどになりますが、見頃を迎えた800種類のバラは、それはもう見事でした。
京葉線南船橋駅から。谷津干潟公園遊歩道を歩こう!
以前、谷津駅近くの『ならしのクラフトビールむぎのいえ』(クラフトビアバー)に行ったときは、JR京葉線南船橋駅から歩いてしまって、正直失敗したと思いました。暗くて寂しい道をとぼとぼ、とぼとぼ…(しかも冬だった)。でも、バラの季節で天気が良いなら、是非オススメしたいルートです。
【千葉】クラフトビール むぎのいえ(マイクロブルワリー・谷津)
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JR京葉線 南船橋駅の北口から出発!
駅の階段を降りて右手に歩き出します。暫くは、国道と高速道路を眺めつつ、直進。
大きな歩道橋があるので、上に上がります。高速道路と交差しているので、こんなに天井が低いところも!
池のようなものが見える方向に歩道橋を降ります。これが野鳥観察などで有名な(?)谷津干潟です。
反対側には南船橋競馬場があります。
防音壁と干潟の間の道を歩きます。夜はここが真っ暗なんですよ~。
谷津干潟のフェンスが終わると、右手側に谷津干潟公園の遊歩道が姿を現します。
こちらの『谷津干潟公園』(やつひがたこうえん)の遊歩道は、歩行者だけの道なので幅はさほど広くはありませんが、木漏れ日の中、鳥のさえずりを聞きながら歩くことができます。
左右も自然に囲まれていて、とても良い空気の中を歩くことができます。道は舗装されているのでバギーでも安心。
遊歩道から谷津干潟を見渡せる、テラスの場所がいくつかあります。鳥のデザインが付いた柵が可愛い。
公園として整備されているので、ゴミなども落ちておらず、ところどころにベンチがあったりして、とても良い環境です。
のんびりと7分ほどかけて谷津バラ園側の出口へ。干潟をぐるっと歩くことはできない…のかな?今度歩いてみようと思います。
ゲートを出たら住宅地を北上します。この当たり、JRの駅からは遠いいけれど、良い環境だなぁ~。
右手に『谷津公園』の入口が見えたら、公園の中に入りましょう。
へ~、そうだったんだぁ。この『読売巨人軍発祥の地』の石碑の左手にバラ園の入口があります。
ハイシーズンの混雑状況(5月18日)
入場券は小さな2つの券売機で購入。仕組み的にはラーメン屋さんの券売機みたいな感じ(お金を入れたまま、複数購入できます)
私が谷津バラ園のゲートをくぐったのは10時少し前でした。2つしかない券売機ですが、それぞれにスタッフの方が立っており購入をサポートしてくれました(ハイシーズン 高校生以上550円、65歳以上250円、小中学生0円)。そのためか行列も出来ておらず、すぐに購入することができました。
おお~!この日、公式サイトに発表されていた現内の開花率は『およそ80%位』です。
園内に入ると、人はそれなりに見えるものの「人が多すぎて通路が通りにくい」ということはありませんでした。ただ、三脚を立てて写真撮影している人がチラホラいらっしゃってですね…私も写真撮影は好きだから気持ちはわかるのですが、混雑時にやることではないなぁ、と思う程度の混み方というか。
習志野市 谷津バラ園の歩き方
階段のあるエリアもありますが、スロープもあり、広い通路のエリアもあり、散歩しやすい公園です。一部狭い箇所などは特にバラのハイシーズンは譲り合いたいところです。あまり広い公園でないため午後は混み合うと思われるのと、チケット売り場(自動販売機)が2つしかないので時間帯によってはチケットを購入するのに時間がかかるかもしれません。
そして、約1時間半後。のんびりと園内を一周して外に出た頃には…券売機の行列は長く伸びていたのでした…。ハイシーズンは午前8時からオープンしているので、10時頃までには入場したほうがゆっくり見ることが出来ると思います。
谷津バラ園の券売機の行列は50mぐらいになっていました?
テーマごとに分けられた園内。色々なバラの魅せ方を楽しむ
『谷津バラ園』には、世界各国のバラが800種類、7,500株ほど植えられています。敷地面積は12,600㎡で京成バラ園の約半分ですが、すり鉢状に整備された園内では、色々なバラの風景を楽しむことができます。
お気に入りのバラがあると名前を確認するのですが…無いものもあります(涙)
園内のバラはテーマごとにまとめられており、人名などが多いバラの名前とその姿を見比べて、想像をめぐらすのも楽しいです。
今が旬?!『皇室王室コーナー』のミチコさまのバラ(皇后時代に命名か)
『つるプリンセスミチコ』皇太子妃時代の命名ですね。
なんと!『つるプリンセスミチコ』はヤシの木に元気に絡まっている…なかなか無い、誘引だなぁ…。
谷津バラ園のベストビュースポット(というようなことが書いてありました)
長い、広いバラのアーチ。色々なバラが誘引されています。
もちろん、バラ以外のものもあります。こちらはニュートンが万有引力の法則を見つけたときのリンゴの樹の子孫とか。『フラワー オブ ケント』。バラみたいなお名前。
一番高い所にある、白い大パーゴラ。あまり上の方はバラが絡んでいなかったけれど、これからなのかな?
大パーゴラの柱に誘引されているバラはかなり古い株のものもありました。赤と白を混ぜるのも意外と良いですね。
大パーゴラを遠方から眺めてみます。赤いバラが鮮やか!
ところどころのいある彫像。台がピンク色なのが気になる…。
青いチーバくんと、ちょっと悲しい状態の習志野市のキャラクター「ナラシド♪」(多分)
木陰になるほどのバラの大木も…。