バルセロナ2日目は、大きな建築物を3つ見る計画で歩き出しました。いずれもかなり広いので、てきぱきと周らなければなりません。まずは『Parc Güell』(Park Guell/グエル公園)から。
Contents
- Page.1
- Parc Güell(グエル公園)とは
- 意外とわかりにくい?グエル公園への行き方
- ドゥロト通りのエントランスから、イン!時短プランで周るグエル公園
- グエル公園、最初の必見どころ!ドラゴンが待つ「モニュメント階段」
- Page.2
- 階段を上がったら多柱室で首が痛くなるほど上を眺める
- 鉄の扉からブガデラ(洗濯女)の回廊へ
- Page.3
- 世界遺産の中で軽く朝食をいただく
- ラ・ナトゥーラ広場からブガデラの回廊やバルセロナ市街を眺める
- Page.4
- アクセスラ・ナトゥーラ広場はグエル公園の中でも市民の憩いの場
- グエル公園の植物を楽しむ。夏はブーゲンビリアで赤い印象、晩夏は青
- 遠くに見える『ゴルゴダの丘』はグエル公園の頂上
- Parc Güell(Park Guell/グエル公園)見学情報
Parc Güell(グエル公園)とは
『Parc Güell』(Park Guell/グエル公園)は、バルセロナの中心地から少し北の方にある丘陵地帯にある公園です。元は実業家であるグエル氏が集合住宅として造成を始めたのですが、結局は資金不足で公園となり今に至ります。建築されたのは1990年から1994年、ガウディ38歳から42歳にかけての円熟期の作品です。敷地内にある完成した住居の1つにはガウディが20年住んでいました。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)はオンラインで事前予約ができます
バルセロナの見学できる建物の多くは、オンラインで事前予約ができます。オンラインチケットは現地で並ぶ必要がない時間指定のものも多くあり、少し安くなるのも魅力です。
前もってクレジットカードで払えるので、両替を沢山しておく必要もありません。
意外とわかりにくい?グエル公園への行き方
Casa Milà(カサミラ)の近くのホテルからのアクセスをGoogle Mapで調べましたが…バスの乗り換えがあったり、徒歩時間が長かったりと意外とアクセスが困難なグエル公園です。
グエル公園は無料エリアに入る大きなゲートが三つありますが、もし徒歩時間を少なくしたいのであればグエル公園の北東にある「Carretera del Carmel」ゲートがオススメです(ただし、モニュメント階段などをまず上から眺めることになります)。
Ctra del Carmel(カルメル自動車道)を通るバス24線で降りると目の前がゲートになりますし、シティツアバス(市内観光用の循環バス)のグエル公園の停留所もここになります(停留所名はParkGüell)。私はメインエントランスから入り、このゲートから出ました。
また、もしすぐに有料エリアに入りたい場合は、中央ゲート(現在は封鎖されています)の右手奥にある「Carrer de Larrard」(メインエントランス)がモニュメント階段下にも行きやすく便利です。バスの場合はTravessera de Dalt(H6線とD40線)のバス停から徒歩10分です。
地下鉄を使う(3番線のLessepsもしくはVallcarca)場合は徒歩20分かかります。この場合は、中央ゲートの左側(公園の南西)の入口(Passatge de Sant Josep de la Muntanya)が最寄りになります。
私はバスと徒歩で向かう予定でしたが、バスがなかなか来ず結局はタクシーで向かい中央ゲートの近くで降ろしてもらいました(8.00€)。
10年前に来たときはこの2つの家に挟まれた鉄製の中央ゲートがメインの入り口でしたが、現在では封鎖されています。観光客を分散するためではないかと想像しています。
ドゥロト通りのエントランスから、イン!時短プランで周るグエル公園
ゲートをくぐってしばらく歩くと、スタッフの方がチケットの確認をしているエリアへ。「どこから来たの?」と尋ねられたので「日本です。」と答えると「コンニチハ!」と日本語で挨拶してくれました。バルセロナではこういったやりとりが多くて楽しいです(英語が通じるありがたみもありますが)。