階段を上がったら多柱室で首が痛くなるほど上を眺める
ドラゴンを超えると多くの柱が立ち天井がある屋外空間に辿りつきます。集合住宅の中にある市場になる計画だったそうです。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)高さがありすぎてわかりにくいので、東側から撮影した写真です。柱だらけの空間はギリシャなどでも見かけましたが、そのどこよりも武骨な感じがします。男性的というか。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)多柱室に入ると、曇天にも関わらず意外と明るいことに気づきます。上を見上げると白くて細かいタイルに天井が覆われていました。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)その天井にまるでシャンデリアのようにしつらえられた丸いオブジェは、太陽のような、月のようなキーストン。ガウディの協力者であるジュゼップ・マリア・ジュジョールの設計です。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)多柱室の西側にある建物との境にある植物をあしらった鉄の塀。Casa Vicens(カサ ビセンス)でも同じデザインを見かけましたが、こちらがオリジナルだそうです。
鉄の扉からブガデラ(洗濯女)の回廊へ
多柱室の奥を西側に進むと、いかにもガウディといった感じの鉄の門があります。ここから、『ブガデラ(洗濯女)の回廊』へ進みます。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)細かいタイルを使った繊細な装飾とは一線を画す、石の自然な形をそのまま活かした回廊へと続きます
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)鉄のゲートを過ぎるとすぐにある『洗濯をする女性』です。手には家事をする道具を持っています。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)とてもインスタ映えする石の回廊。まだまだ人がいない状態を撮れるほど余裕がある…ように見えますが、実は人が柱の陰に入った瞬間に撮影しているだけ(早い時間の特権ですね)
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)ガツガツと積んであるように見えますが、ゆるやかにカーブを描いて繊細なカタチを造っています。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)大きなカーブを超えると、少し様相の違う角度の柱に支えられた階段にたどり着きます。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)ねじれている柱と螺旋階段。なぜ崩れないのか不思議に感じる美しい曲線です。
Parc Güell(Park Guell/グエル公園)回廊から螺旋階段を降りると、道路に面した壁沿いにある坂道につながります。ここを下ると、2つの建物がある旧メインゲートに戻ります。