ブラジルに旅行中に携帯電話やネットを使う方法はいくつかありますが、SIMカードを利用する場合は『CPF納税者番号』がないとアクティベーションができません。
『CPF納税者番号』の取得は、ブラジル領事館で無料でできます。受付時間などが短く制約もありますが、順番待ちの時間を除けば5分ほどで取れてしまいます。
ブラジル納税者番号『CPF番号』とはて
『CPF納税者番号』はブラジル税務署発行の個人登録番号になります。ブラジルでの銀行口座開設や、マイレージの登録、また不動産や車の売買から年金(INSS)を受給まで、金銭の取引を行う際に必要となる番号ですが、旅行者に一番必要とされるのは、携帯電話を使うためのSIMカードのアクティベーションでしょう。
驚くほど簡単なCPF番号の取得。難しいのは、現地でのアクティベーション
ブラジルに日本で使っているiPhone/Androidを持ち込み、SIMカードを購入して利用しようとしたのですが、なんと現地でのアクティベーションはポルトガル語しか案内の無い音声に従っての作業でした。Wi-Fi環境や語学がアテにならない場合は、日本からのPocket Wi-Fi持ち込みが無難でしょう。
『CPF納税者番号』は生涯変わらず、変更することは無いため、一度取得したら紛失しないよう注意が必要です。日本でならマイナンバーに近いものと言えましょう。
新規作成 | 本人がブラジル領事館に赴く必要あり |
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正常化・変更・キャンセル | 本人もしくは第三者がブラジル領事館に訪問/郵送で手続き |
紛失 | 本人もしくは第三者がブラジル税務署(在ブラジル)で手続き |
紛失したものを再発行しようとするといろいろと複雑な手続きが必要となり、現地に赴くというとても高いハードルが!詳しくはブラジル領事館:CPFをご覧ください。
ブラジルの納税者番号(CPF番号)取得時に用意するもの
- 申請書(Receita Federal)
- 有効期限のあるパスポート原本
事前にオンライン申請するための、オンラインフォームを使用するためのパソコン・ネット環境と印刷環境(プリンターもしくはコンビニなどで印刷できるようにする)が必要です。
事前のオンライン申請
ブラジルの査証(ビザ)の領事館での手続きと同様事前にオンライン申請をし、最後に表示されるPDFを印刷してブラジル領事館に持参します。
新規申請は本人の領事館来訪が必須です。
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