「大アーチ」から「整形式庭園」へ
いよいよ、さきほど「バラの丘」や「見晴らし台」から眺めていた「整形式庭園」へ。
さきほどまであじさいに囲まれていましたが、次第にバラの樹が増えてきます。
創業当初からある古株で
樹齢約60年にもなる「大アーチ」です。…が、すでに花は終わってしまった模様。終わっちゃったからか、アイスクリームワゴンが出ています。
バラの根元を見ると、花びらが絨毯のように広がっています。これも一つの風景。
次々と開くつぼみで、重そうな立派な大株です。
お、『京成バラ園』にもありますね。お気に入りの『カフェ・ラテ』。
結婚式を行うのが人気だという『京成バラ園』の名物スポット、『愛のガセポ』を眺めます。
こちらがファッションデザイナー桂由美氏寄贈の『愛のガセポ』。真ん中に吊り下げてあるのは『エデンの鐘』。周囲には白いバラ『ローズ ユミ』が植えられています。
京成バラ園芸初代育種家であり、世界的に著名なバラの育種家である故鈴木省三氏の「アニバーサリーガーデン」。鈴木氏が昭和24年に設計した個人邸を模してデザインされています。
大温室の横に作られた小さな庭風の展示スペース。
椅子があったり、狭く区切られているなど、自宅の庭の参考になりそう。
見事なツルバラです。
大温室の横を通りながら。
「整形式庭園」には数多くのバラが植えられています。花の形が美しい『グレーフィン ソニア』。
真紅から覗く黄色が眩しい『ブラック ゴールド』。
少し渋い赤で花付の良い『チョコレート サンデー』。
後ろを振り返って。どうしよう、もう一周しようかな?
今回の一番のお気に入りはこの、滝のように流れる姿が美しい『ピンクスプレー』。
サイズといい色合いといい、形といい…庭に欲しい!どうやってこんな見事なスタンダート仕立てにするのでしょうか。
最後にいつもの…バラのソフトクリームを楽しむ
『大多喜 丘の上バラ園』で食べて以来、バラ園に来ると探してしまう「バラのソフトクリーム」。『京成バラ園』にもありました!
バラ園の入口近くにあるデッキから『カフェ・パティオ』に入ります。ローズソーダやバラのマドレーヌ(それぞれ300円税込)も。
『大多喜 丘の上バラ園』よりも色が濃く、バラの味も濃厚なバラソフト(400円税込)。花びらはありませんが。
デッキに絡められていた、バラのコンパニオンプランツの定番、クレマチス。可愛いです。
デッキに実がたくさん落ちているので、なんだろうと上を見ると、ジューンベリーが。
無料エリアのショップと500株あるガーデンセンターのバラを楽しむ
有料エリアを出て、最後にガーデンセンターを覗いて帰ります。気に入った苗があったら買っちゃおうかな。欲しいと思っていた『クイーン・オブ・スウェーデン』があったら嬉しいなと。
チケット売り場の横(無料エリア)にあるショップ。バラグッズ、植物グッズ、バラに因んだお土産(バラ羊羹など)があります。
こちらも無料エリアにある「ガーデンセンター」。ハーブや山野草、建物内には土や肥料などが販売されています。
バラは500株ほど販売されています。小さいものから大きなものまで。手軽に育てられるミニチュアローズも。「初心者向け」などアイコンがあるのも嬉しい。
お買い物に夢中な家族を待つ人懐こいわんこ。私が犬の写真を撮るなんて珍しい~。
駐車場の奥にある石窯ベーカリー『サンブレッタ』。結構人気で、店内にはたくさんのお客さまがいました。パンを購入するとサービスでコーヒーが飲めるので、外のテーブルで食べても良いかも。
10時を過ぎるとツアーバスが来てお客さまがどっと増えた印象ですが、それでも平日だったのでのんびりと楽しむことができました。来年は5月中に来たいです。
園内の駐車場は土日はすぐに満員になってしまうと想像できる大きさです。